修羅の国 / 北斗の拳 リュウケン外伝 THE JUDGEMENT DAY
北斗の拳 リュウケン外伝 THE JUDGEMENT DAY
2006/12/08発売の増刊コミックバンチ蒼天の拳トリビュート号に掲載。
作画はヒロモト森一先生。
あらすじ
自分の後継者を誰にするか悩むリュウケン。
修行場にて、ジャギがケンシロウに北斗千手殺を放つが、秘孔の部分にあざをつけられているという件のシーンになります。リュウケン外伝では、ジャギの言い訳にはならず、ケンシロウの成長を評価しつつも、その性格の甘さに物足りないリュウケンの心理描写になります。
場面変わり、ケンシロウとユリアが大きな木の下でデートらしきことをしている場面になります。そこへマイちゃんやゲンくんといった外伝オリジナルキャラの子供達が駆け寄ってきて二人になつきます。
それを見たジャギは舌打ちし、出撃の準備の出来た部下達とケンシロウたちの方へバイクで突進し、いずこかへ去って行きます。ジャギが舌打ちしていたのが、ユリアのことなのか、子供達からの人望なのかは不明。
駆け抜けていったジャギと部下達は町(まだ核戦争前)で、「オレの名を言ってみろ」などと男に絡んで、答えられないと殴り倒したりしています。ひどい治安状態です。なおジャギの部下達は既にモヒカンです。あの風俗は核戦争後のことだと思っていたのですが、戦争前に既に日本はひどい有様だったようです。あと例のジャギの兜も既にあります。
一方、稽古を始めるケンシロウとトキとラオウの下に、サウザーが現れ、手合わせを申し出ます。ジャギも現れ「このジャギ様の居ぬ間に道場破りとは何様のつもりよ!」と叫びますが、無視され、ラオウとサウザーの闘いになりかけます。
しかしここでリュウケン登場。場を一括し、特に弁を弄そうとしたジャギを説教。怒り狂ったジャギは街で大暴れ、手当たり次第に殺しまくり、人の首がゴロゴロ転がります。この場面の建物がよくわからないのですが、国会議事堂の前のような気がします。日本の治安は本当にどうなっているんだあ。
リュウケンはシャワーを浴びているラオウに話があると外に連れ出します。
一方、エキサイトしたジャギの部下は「ジャギ様バンザーイ」と武装タンクローリーで米軍基地に特攻。いったい彼らはジャギのどこにそんなに惹かれるのか。また、どこかの当局にて各国の核弾頭ミサイルが発射準備に入ったことが報告されます。
リュウケンの方は、ラオウを七星点心で攻撃しますが、原作と違い、ラオウの本気の反撃を待っている様子。
トキは核発射を予知したか、ケンシロウにユリアを連れてこさせます。
ラオウの拳を受けたリュウケンは「北斗神拳伝承者はケンシロウじゃ」「お主はその拳をもってケンシロウに立ちはだかるのじゃ!!」とラオウにケンシロウ成長のための駒となるよう命令します。
ここで、大爆発発生、いくつものキノコ雲が立ち上ります。どうやら核戦争が始まった模様。リュウケンは気合で、ラオウを室内に弾き飛ばし、自分は核を浴びることとなります。
トキはケンシロウとユリアを連れ、シェルターに向かいますが、定員足りず、自分だけが外に残ることを選択します。
核戦争が終了し、荒廃した大地となります。
暴れたまま核を迎えたのか、地面に埋まっていたジャギが、哄笑と共に立ち上がります。
トキはやはり死の灰を浴びてしまっています。ジャギが平気なのが非常に納得がいかないのですが。
そしてなぜかここで南斗五車星登場。なぜか五人全員学ランを着ています。それだけでも非常に判断に困るシーンですが、さらに追い討ちをかけるように山のフドウが「これより乱世だ!! この乱世は我ら南斗五星が統べる!」と五車星による天下取りを宣言します。ゆ、ユリアの立場は……。五車星の指導者はリハクでは……。いやそもそもあなたはそんなことを言う人だったでしょうか?
最後、リュウケンとラオウの方へ場面が戻り、おまえがケンシロウの潜在能力を引き出すための壁になれと語るリュウケンに対し、自分の覇道を行くのみだがその道にケンシロウが現れた時、喜んで相手になってやろう! 我が父! リュウケン! と返答しラオウは去って行きます。
自分を父と呼んでくれたラオウに感謝しつつ、リュウケンは思い残すことはないと(おそらく)この世を去って行きます。
以下、蛇足です。
既にお気づきの通り、このリュウケン外伝は、原作とは矛盾点がいくつもあります。話の展開上、継承者がケンシロウに決まり、ジャギが文句を付けに言って逆にやられるシーンもありません。
登場キャラクター
リュウケン
ラオウ
トキ
ジャギ
ケンシロウ
ユリア
マイ
ゲン
サウザー
ジュウザ
リハク
シュレン
ヒューイ
フドウ
このページに関するご感想・ご意見・誤りの指摘などは掲示板までお願いします。